<由来>
 スピードボールは1978年にエジプトのフセイン・ロトフィ氏(現在:国際スピードボール連盟の会長)によって開発されたスポーツです。ルールが極めて簡単でかつ適度に運動量があり、子供から大人まで楽しめ、上級者になると時速150〜160キロのスピードで打ち合う、その名のとおりスピードあふれる球技です。
 日本へは1987年にメルボルン・オリンピック・ゴールドメダリストである笹原正三氏(財団法人体力つくり指導協会・理事長)が生涯スポーツとして紹介しました。最初はテニスのウォーミングアップや練習用具として考え出されましたが、改良を加え独自のゲームへと発展しました。
 競技種目は、スーパーソロ、シングルス、ダブルスの3種類または、レクリエーションではマルチプレイ、ラリー戦といった種目もあります。特にラリー戦はチーム内で1分間に何回ラリーを続けられるかを競うもので、チームワークが非常に大切な競技であることもスピードボールの大きな特徴といえるでしょう。

<車椅子の方でも充分楽しめます>
<いいところ>
・ いつでも・どこでも・だれとでも
公式の試合であればコートの広さは4m×8m、天井の高さがコート面より4m以上必要ですが、トレーニングルームや広場では2.5m×2.5mの広さで、天井の高さは3.6mあればプレーできます。
・ ノーマライゼーション型スポーツとして
バランス感覚、動態視力、俊敏性、瞬発力、筋持久力、筋力バランスが得られるほか、手軽に体力づくりや運動不足の解消、そしてリハビリテーションのための運動も可能です。また現在では、ハンディキャップススポーツとしての位置付けも確立されつつあります。
・ 簡単に適度な運動量
ポール(1.7m)の先端からナイロンコード(1.5m)でつるされた楕円形で下部に穴のあいたボールを強化プラスチック製のラケットで打ち合うだけのスポーツですが、その単純な構造からは想像もできないほど迫力あるプレーが楽しめます。
<必要なもの>
・ラケット(男女共通)
ラケットは国際スピードボール連盟の規約である公認ラケットを使用します。ラケット本体はプラスチック製で、打球面は網状です。大きさはハンドルを含めて全長40.5cm×全幅24.5cmを超えてはいけません。網目状の面は全長26cm、全幅24cmを超えてはいけません。
・ポールセット
ポールセットは金属製のポールを使用します。コートのニュートラルゾーンの中心点に垂直に立て、地面または床より1.7メートルの高さに設置します。ポールの上部スプール部分からナイロンコード付きボールを吊り下げたとき、ボールの位置は地面または床から約15cmの高さに設定します。ポールを支えるベースは重量20キログラム以上のディスク型またはそれに類似したベースを利用します。

<ラケットで打ち合います>
<安全面の注意>
・ ボールの衝撃
ボールの衝撃は、ゲームが過熱するに従って大きくなります。ラケットのグリップは親指をしっかり使って握るようにしましょう。バックハンドグリップは、親指を立てて、グリップをしっかり固定すると良いでしょう。
・準備運動と整理運動を丁寧に
運動中の障害防止のために、また効果的に運動を行うためにも準備運動は欠かせません。ストレッチを十分行ってください。運動後の体のコンディションを整え、疲労を早く回復するためにも整理運動は欠かせません。スピードボールの後も必ず整理運動を行いましょう。
<県内のスピードボール>
県内では、平成14年12月1日にうつくしま広域スポーツセンターで行われた「うつくしま2002福島県総合型地域スポーツクラブ交流イベント」でノーマライゼーション型スポーツとして注目されているスポーツとしてスピードボールが紹介されました。当日は、講習会ならびに競技会が行われました。イベントには、県内7つの総合型地域スポーツクラブから38名が参加しました。日本スピードボール協会普及委員である三角克也氏ら3名を招き、講習を受けました。

・ 本格的にやってみたい人は
問い合わせ:  

県体育協会 生涯スポーツ係  TEL 024-521-7896
県スピードボール協会  TEL 024-553-7663
NPO法人日本スピードボール協会

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