「私とスポーツチャンバラ」            
 福島県スポーツチャンバラ協会 会長  堀田  満

 スポーツチャンバラは、私と田邊哲人氏(現:国際スポーツチャンバラ協会会長)他の有志たちにより、三十年前に全日本小太刀護身道連盟として始まりました。昔は今のように防具、用具が完成されておらず試行錯誤が続きました。また、当時在住していた静岡県において全国初の県連盟を創設し、県大会の開催など苦労の連続ではありましたが、その時の弟子たちが国体のデモンストレーション競技の中心で活躍するようになる等、今となっては良き思い出です。十年前より故郷の福島県に戻り、県スポーツチャンバラ協会を設立しました。こちらもゼロからの出発でしたが、地域の方々やよき友人たちに恵まれ、福島県大会も第七回を数えるまでになりました。現在では安全な防具、用具の開発により、子どもからお年寄りまで老若男女の区別なく楽しめるようになり、競技人口も世界中に二十五万人を超え、まさに隔世の感があります。

 あらためて説明しますと、スポーツチャンバラ(愛称:スポチャン)とは昔の「チャンバラごっこ」感覚にルールを決めて安全によみがえらせたものです。使用する道具は、空気やスポンジで出来た柔らかい小太刀・長剣・棒・槍などで、あとは面を被るだけ。どこを打ってもよい、どこを打たれてもいけない、というシンプルなルールが人気の一因です。残念なことに以前に大阪の小学校で事件があったにもかかわらず、二○○三年も二十二件もの小学校への不審者侵入事件が起こっています。文部科学省でも「学校への不審者侵入時の危機管理マニュアル」などを作り、問題を真剣に考え始めている昨今、護身から始まったスポチャンは、まさしく実戦感覚の護身術でもあります。しかし、それでいて堅苦しくはありません。子どもでも楽しみながら自然に、俊敏性や状況判断能力など無法者に襲われたときの対処法を身につけられます。これは、通常は組手や乱取などをするためには長期間の基礎練習が必要であるのに対して、スポチャンでは、子どもでもその日から乱取試合が可能な指導体系であるからです。また、そのためストレス解消にも大いなる効果があります。

 ご覧になって関心をお持ちになられた方は、ぜひ体験入会においでください。
                    (問い合わせ:024-583-5736,9時〜18時)


第7回東北大会模範演武の様子

《プロフィール》

氏  名
堀田 満 (ほった みつる)
 競技種目
スポーツチャンバラ
所属(役職) 
福島県スポーツチャンバラ協会会長
生年月日
昭和23年 5月 3日
出身地
福島県郡山市
現住所
福島県伊達郡伊達町
主な成績
第1回全日本選手権大会優勝(以降、優勝7回)
モットー
勝ってよし。負けてよし。又、見てよし。

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