「私と弓道」            
 福島県弓道連盟 強化委員長 今泉健志

 福島県成年男子は、わかふじ国体近的で優勝しました。決勝戦の相手は愛媛県でした。
福島県の選手は決勝戦にふさわしい立派な射を引きました。精神的にも隙がなく不安は感じられませんでした。愛媛県が12射引き終えて9中に対して福島県は11射目で10中し、優勝が決まりました。12射目も小山選手が的の中心を射抜きました。

今年から成年男子の監督になった私に選手諸君は大きなプレゼントをくれました。昨年までの松本千代治監督は国体優勝5回の大監督です。その後を初心者の私が継いだ訳ですが、それほど心配はしておりませんでした。それは県弓道連盟の強化システムにあります。

 連盟には強化委員会があり、その強化スタッフである成年の部、少年の部の監督、コーチ合わせて10名が集団で強化します。長年、選手または指導者として強化に携わってきたベテランばかりです。集団での指導は個人のより何倍も効果が上がると思います。

 第二に選手とのチームワークです。選手とコーチは普段も一緒に練習していて大会にもチームを組んで出ています。県連のバックアップも大事です。強化がうまく機能するためのシステム作りは県連の仕事です。県体協のご指導には感謝しております。県体協の援助なしには強化はできません。

 今後の課題としてはシステムの見直しです。現在のシステムは平成7年の福島国体に向けて作られたもので、当時はこれ以上のものは考えられなかったのですが、現在はいろいろな問題が出てきています。強化スタッフを長年やっていると疲労が蓄積する事。職場や家庭との両立の問題。選手については選考会への参加者数の増加と質の向上。少年の部から成年の部へのスムースな移行。国体が弓引きにとって魅力的であり続けるためには、常に若い新たなエネルギーを供給するためにはどうしたらよいのか。考えていかなければならないと思います。


第58回国民体育大会わかふじ国体(静岡)において成年男子近的で優勝したときの写真
(右から2人目が今泉氏)

《プロフィール》

氏  名
今泉 健志(いまいずみ たけし)
 競技種目
弓道
所属(役職) 
福島県弓道連盟強化委員長
生年月日
昭和15年12月13日
出身地
福島県郡山市
主な成績
第39回国民体育大会少年女子の部監督 遠的4位、総合8位
第56回国民体育大会成年女子の部監督 近的4位、遠的3位、総合1位
第58回国民体育大会成年男子の部監督 近的1位
座右の銘
自然体

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