「国体・ボウリング競技」

ビクトリーコーチ(ボウリング)今井 裕二

 私が、指導者として初めて請負ったのは、第56回宮城国体の東北ブロック予選の少年女子監督でした。当時の二人の代表選手は、全国的にはもちろん東北レベルで見ても、予選通過は厳しいだろうと思っていましたが、国体予選という重圧に負けないで、二人に普段のボウリングが出来ればチャンスはあるかと思っていました。そして、大会初日の団体戦は、その重圧に負けることなくミスの少ない思い通りの試合運びで、選手も私自身も楽しく競技を行うことができ、団体戦で1位となり個人戦と合わせた最終結果として、ボウリング競技全種目国体出場という目標の1つを果たすことができました。
 翌年の第57回高知国体は、少年男子の監督として東北ブロック予選に挑み、前年同様団体戦で1位となり、2年連続のボウリング競技全種目国体出場という目標の足がかりを作ることができました。この結果が選手たちの自信ともなり、その後行われた県大会では代表選手が上位を独占するほど順調な仕上がりを見せていました。
 高知での国体は、会場の都合上、成年の部と少年の部が別会場となり、少年の会場は、かなりの高記録が予想されるレーン状態でした。初日の個人戦は、予想されたとおりかなり高レベルの試合展開で、前半の3ゲーム終了時、52名の参加選手の中、700点以上が4名、650点以上となると福島の代表2名を含む14名もおり、またプラスの600点以上打てなかった選手がわずかに17名と、今までに見たこともないハイレベルなスタートとなりました。混戦の結果、決勝には遠藤純選手が予選5位で決勝に進み、決勝の1ゲーム目でいきなりトップに立つなど大健闘を見せましたが、後をうまく繋げることができず、最終的に、7位入賞となりました。また、団体戦では、2人の好調さは続き、予選前半終了時で1位になるなど、最高の状態でした。決勝には少し順位を下げ5位で進みましたが、決勝2チーム目には再びトップの座を奪い返すなど、かなりハードな打ち合いとなり、結果としては最後に攻め切ることができず、最終的には6位入賞という結果になりました。今大会の団体戦の成績は、少年男女とも1位から4位までが全て大会新という成績でした。しかし、高レベルの中でのトップの座を、幾度か経験したこの試合は、大きな自信となりましたし、最後にトップにいられなかった事は、今後の大きな課題となりました。とにかく1球1球集中して投げる大切さ、精神力、パワーと正確さをもっと磨き上げ、今後に生かし選手と共に努力していきたいと思います。


<県ボウリング連盟宮崎理事長(左端)と今井氏(右端)>


<よさこい高知国体団体6位表彰式>

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