「思い出に残る大会」
                            福島市立野田中学校3年   紺野可奈子
 中学校3年間で1番思い出に残っている大会は、今年のジュニアオリンピックです。「県予選で標準記録を切れば、今年も横浜で走れる。今年こそは決勝に残って上位入賞したい。」夏の全中で決勝進出を逃したので、最後の最後に今までで1番のレースをしたいと思い、この目標を掲げました。しかし、ジュニアオリンピックの日が、学習発表会と重なってしまいました。クラスのみんなが一丸となるとき、その中に私がいないのはすごく残念でなりませんでした。でも、今年は勝負すると決めていたので県予選に出場しました。
 そして、県予選。標準記録には届きませんでしたが、優勝してジュニアオリンピックの出場を果たしました。その時に、先生から国体出場のことも聞き、驚きとうれしさでいっぱいでした。
国体とジュニアオリンピックは同じ週に開催されるので約1週間レースが続いて、体力的にもとても不安でした。でも、国体は思っていた以上に楽しく、福島県チームとしてリレーの一走を走り、日本のトップアスリートである吉田真希子さんにバトンを渡しました。このことは私にとって夢のような一瞬であり、感激で胸がいっぱいでした。
そして、むかえたジュニアオリンピック200m予選。身体は少し疲れていたようで、アップでは思うように体が動かず、不安があるままブロックにつきました。しかし、ピストルが鳴れば、その不安は忘れてしまいます。組で1位の通過は、心も体も絶好調であるのだと自分に言い聞かせ、準決勝も自信を持って自分の走りができ、予選のタイムを大きく上回った自己ベストに近い記録が出ました。
 いよいよ中学校最後のレース。スタート前、大会出発前日のクラスのみんなの温かくて大きな声援を思い出しました。一気に力が湧いてきて、緊張せずにいいスタートが切れました。2着でゴール。真っ先に悔し涙が流れました。でもやっぱり2位はうれしかったです。
 陸上は練習などでつらいと感じる日が多いですが、大会で感じる喜びの大きさはつらさをはるかに超えるものです。だから私は3年間続けてこれました。これからも応援してくださる方々への感謝の気持ちを忘れず、大きな喜びを求めて走り続けたいと思います。
プロフィール
1. 出身  福島市
2. 経歴  福島市立野田小学校 → 福島市立野田中学校
3. 主な成績
2000年 県中体連1年女子100m           1位
東北中体連1年女子100m          4位
全国ジュニアオリンピック大会Dクラス100m 3位
2001年 県中体連2年女子100m            1位
東北中体連2年女子100m           5位
2002年 県中体連3年女子100m            1位
東北中体連3年女子100m           3位
東北中体連共通女子4×100mR         3位
全国ジュニアオリンピック大会Bクラス200m  2位
国民体育大会 少年B200m          出場
       成少共通4×100mR       4位 

<県中体連大会3年100m優勝:右から4番目>

<東北中体連大会3年100m3位:先頭>

<ジュニアオリンピックB200m2位>

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